目の下のクマ取りは脱脂?裏ハムラ?美容外科医が使い分けを解説

「目の下のクマ取りは、脱脂と裏ハムラのどちらがよいですか?」

結論からいうと、どちらか一方が優れているわけではなく、目の下の構造によって適した治療は異なります。

眼窩脂肪によるふくらみが主な問題で、皮膚の張りが保たれ、目の下の凹みが強くない場合には経結膜脱脂を検討することがあります。

一方、眼窩脂肪によるふくらみの下にtear trough(ティアトラフ)などの凹みが明瞭な場合には、眼窩脂肪を凹み側へ移動する裏ハムラ法を検討します。

ただし、実際にはそれだけでは決まりません。

当院では、皮膚の張り、眼窩脂肪の突出、tear trough、目の下から頬への連続性、頬のボリュームなどを総合して術式を選択しています。

この記事では、経結膜脱脂と裏ハムラ法の違いと、実際の診察でどこを見て使い分けているのかを解説します。

経結膜脱脂と裏ハムラ法の違いは?

大きな違いは、眼窩脂肪を「減らす」のか、「移動させて利用する」のかです。

経結膜脱脂では、下まぶたの裏側から突出している眼窩脂肪の一部を取り除き、目の下のふくらみにアプローチします。

一方、裏ハムラ法では、突出している眼窩脂肪を単純に取り除くのではなく、目の下の凹み側へ移動させ、ふくらみと凹みの高低差をなだらかにすることを目指します。

脱脂と裏ハムラの比較


経結膜脱脂裏ハムラ法
基本的な考え方突出した眼窩脂肪の一部を減らす眼窩脂肪を凹み側へ移動する
主に考える問題目の下のふくらみふくらみ+その下の凹み
tear trough強くないケースで検討しやすい明瞭なケースで検討することがある
皮膚切開なしなし
余剰皮膚の切除行わない行わない
頬のボリューム不足状態により脂肪注入を検討範囲によって脂肪注入を検討
当院料金(税込)385,000円495,000円

※実際の適応は年齢や一つの所見だけでは決まらず、診察によって総合的に判断します。

【図1:クマのある下眼瞼〜頬の模式図】

目の下のクマと眼窩脂肪・ティアトラフの位置関係を示した模式図

経結膜脱脂とは?

経結膜脱脂は、下まぶたの裏側(結膜側)からアプローチし、突出した眼窩脂肪の一部を切除する方法です。

主な問題が眼窩脂肪によるふくらみで、皮膚の張りが保たれ、目の下の凹みや頬のボリューム不足が強くない場合には、脱脂単独を検討することがあります。

【図2:経結膜脱脂では、突出した眼窩脂肪の一部を取り除きます。】

経結膜脱脂で突出した眼窩脂肪を除去する方法を示した模式図

裏ハムラ法とは?

裏ハムラ法は、下まぶたの裏側からアプローチし、眼窩脂肪を目の下の凹み側へ移動させる方法です。

目の下に「ふくらみ」と、そのすぐ下の「凹み」が同時にあると、その高低差によって影が強調され、クマが目立って見えることがあります。

裏ハムラ法では、このようなふくらみと凹みの境界をなだらかにすることを目的の一つとします。

【図3:裏ハムラ法では、眼窩脂肪を凹み側へ移動させ、ふくらみと凹みの高低差を整えます。】

裏ハムラ法で眼窩脂肪をティアトラフ側へ移動する方法を示した模式図

脱脂か裏ハムラか。医師は何を見て決める?

当院では、「目の下が膨らんでいるから脂肪を取る」という理由だけで術式を決めていません。

主に次のような点を確認します。

  • 皮膚の張り・たるみ
  • 眼窩脂肪の突出
  • tear trough(目頭側から続く目の下の凹み)
  • palpebromalar groove(下まぶたと頬の境界にみられる溝)
  • 目の下から頬への連続性
  • 内側・外側を含めた頬のボリューム
  • クマの色調
  • 必要に応じて下眼瞼の支持性や外反リスク

目の下だけではなく、目の下から頬までを一つの立体構造として評価することを重視しています。

1.まず「皮膚の張り・たるみ」を確認します

私が目の下のクマ治療を診察するとき、重要視しているものの一つが皮膚の状態です。

脱脂では眼窩脂肪というボリュームを減らします。

そのため、皮膚の張りが十分にある方と、すでに皮膚の弛緩がある方では、同じように脂肪を減らしても術後の見え方が同じとは限りません。

皮膚の張りが弱い場合には、ふくらみが減る一方で、細かなシワやしぼんだ印象が目立たないかも考慮します。

比較的若い方では皮膚の張りが保たれていることが多く、脱脂単独が選択肢になるケースもあります。

ただし、「若いから脱脂」とは判断しません。

年齢は参考情報の一つであり、実際の皮膚や目の下の構造を診察して判断します。

2.眼窩脂肪がどの程度突出しているかを確認します

目の下の「目袋」と呼ばれるふくらみには、眼窩脂肪の突出が関係していることがあります。

脂肪の突出量は重要な診察項目です。

しかし当院では、

「眼窩脂肪が出ている=脱脂すればよい」

とは考えていません。

眼窩脂肪によるふくらみが強い場合でも、その下に凹みがないか、皮膚がどのような状態か、頬のボリュームが十分にあるかまで確認します。

目の下の形は、一つの組織だけで決まっているわけではないためです。

3.tear troughやpalpebromalar grooveの凹みを確認します

目の下のふくらみだけでなく、その下にある凹みも重要です。

tear trough(ティアトラフ)は、主に目頭側から目の下にかけて認める溝・凹みです。

また、下まぶたと頬の境界にはpalpebromalar grooveが目立つことがあります。

眼窩脂肪によるふくらみのすぐ下にこのような凹みがあると、

ふくらみ → 凹み

という高低差が生じます。

その結果、光の当たり方によって影が生じ、クマがより目立って見えることがあります。

脱脂は眼窩脂肪のボリュームを減らす治療ですが、凹みに直接ボリュームを加える治療ではありません。

そのため、tear troughやpalpebromalar grooveが明瞭な場合には、眼窩脂肪を凹み側へ移動させる裏ハムラ法を有力な選択肢として検討します。

4.目の下だけでなく「頬」まで見ます

クマ治療の診察では、目の下だけを見るのでは不十分だと考えています。

当院では、

  • 眼窩下縁
  • 内側頬部
  • 外側頬部
  • 頬骨の形
  • 目の下から頬への連続性
  • 顔を斜めから見たときの立体的なカーブ

なども確認します。

例えば、外側の頬骨は前方へしっかり出ている一方で、内側の頬部はボリュームが少なく、凹んで見える方がいます。

このようなケースで目の下の脂肪だけを減らすと、目袋そのものは小さくなっても、目の下から頬にかけてのボリューム不足が残る可能性があります。

そのため、目の下から頬までの立体的な形を見ながら、

  • 裏ハムラ
  • 脂肪注入
  • 裏ハムラ+脂肪注入

なども検討します。

経結膜脱脂を考えやすいのはどんな人?

当院では、例えば次のような条件が揃っている場合に経結膜脱脂単独を検討しやすくなります。

  • 皮膚の張りが比較的保たれている
  • 明らかな皮膚弛緩が少ない
  • 主な問題が眼窩脂肪によるふくらみ
  • tear troughが強くない
  • palpebromalar grooveが強くない
  • 頬のボリューム不足が目立たない

ただし、これは「この条件なら必ず脱脂」という基準ではありません。

実際には複数の所見を組み合わせて判断します。

裏ハムラ法を考えやすいのはどんな人?

裏ハムラ法は、例えば次のような場合に検討します。

  • 眼窩脂肪によるふくらみがある
  • tear troughが明瞭
  • palpebromalar grooveが明瞭
  • 下まぶたと頬の境界が目立つ
  • 単純に脂肪を減らすだけでは凹みが残ると考えられる
  • 目の下から頬への滑らかな連続性を作りたい

ポイントは、「脂肪が多いから裏ハムラ」というわけではないことです。

「ふくらみ」と「その下の凹み」の両方を構造的に扱いたい場合に、裏ハムラを検討します。

脱脂・裏ハムラの施術内容や症例を確認したい方へ

経結膜脱脂、裏ハムラ、表ハムラなどの施術概要や症例については、当院の「目の下のクマ取り」施術ページでもご紹介しています。

[目の下のクマ取りの施術・症例を見る]

脱脂+脂肪注入を提案することもあります

「できれば脱脂を受けたい」という希望があっても、tear troughなどの凹みや頬のボリューム不足が認められる場合には、脱脂と脂肪注入を組み合わせることがあります。

脱脂で突出した眼窩脂肪を減らしながら、必要な部位には脂肪を補うという考え方です。

どの範囲にどの程度のボリュームが必要かは、目の下だけでなく頬を含めて判断します。

裏ハムラ+脂肪注入が適していることもあります

裏ハムラでは、眼窩脂肪を目の下の凹み側へ移動させます。

しかし、移動できる眼窩脂肪の量や範囲には限りがあります。

目の下だけではなく、さらに下方の頬までボリューム不足がある場合には、裏ハムラだけですべてのボリュームを補うのではなく、脂肪注入を追加することがあります。

当院では、目の下だけを平らにするのではなく、目の下から頬までを立体的に評価して治療を考えています。

皮膚のたるみが強い場合は「表ハムラ」も選択肢になります

裏ハムラ法は下まぶたの裏側から行うため、余っている皮膚そのものを切除する治療ではありません。

明らかな皮膚の余りや弛緩がある場合には、皮膚側からアプローチする表ハムラ法を検討することがあります。

診察では、実際に皮膚の状態や張り、戻りなどを確認します。

ただし、ここでも年齢だけで決めることはありません。

皮膚切開をできるだけ避けたいという希望が強い場合には、目の下の構造や皮膚の状態を確認したうえで裏ハムラを先に行い、必要に応じて後から皮膚切除を検討するという選択肢について相談することもあります。

下眼瞼の支持性なども含め、個々の状態に応じて判断します。

「20代なら脱脂、40代・50代なら裏ハムラ」ではありません

クマ治療について、

「20代なら脱脂でいいですか?」

「40代になったら裏ハムラですか?」

と聞かれることがあります。

年齢は、皮膚の弾力や組織の変化を考えるうえで参考にはなります。

しかし、年齢だけで術式を決めることはできません。

同じ30代でも、眼窩脂肪の突出が主な方もいれば、tear troughが明瞭な方、頬のボリュームが少ない方、皮膚弛緩がある方もいます。

逆に年齢が高くても、実際の皮膚や目の下の構造によって治療方針は変わります。

重要なのは「何歳か」ではなく、現在の目の下と頬がどのような構造になっているかです。

裏ハムラ法にも限界があります

裏ハムラは、目の下のふくらみと凹みを同時に扱える方法ですが、すべてのクマを裏ハムラだけで治療できるわけではありません。

皮膚の余り

裏ハムラは経結膜アプローチのため、余剰皮膚そのものを切除しません。

皮膚弛緩が強い場合には、表ハムラなど別の方法を検討することがあります。

頬の広い範囲のボリューム不足

移動できる眼窩脂肪には量と範囲の限界があります。

頬まで広くボリュームが不足している場合には、脂肪注入などを組み合わせることがあります。

青みなどの色調

目の下の立体構造による影が軽減することで見え方が変わる可能性はありますが、皮膚自体の青みなど、色調によるクマが手術だけですべて改善するとは限りません。

クマが「ふくらみ」「凹み」「影」「色調」のどれによって目立っているのかを分けて考えることが重要です。

脱脂・裏ハムラ・表ハムラ・脂肪注入の費用

当院での料金は以下の通りです。

治療料金(税込)
経結膜脱脂385,000円
裏ハムラ法495,000円
表ハムラ法660,000円
脂肪注入385,000円

複数の治療を組み合わせる場合には、治療内容によって費用が異なることがあります。

よくある質問

脱脂と裏ハムラはどちらがいいですか?

一概にどちらが優れているとはいえません。

眼窩脂肪によるふくらみが主な問題で、皮膚の張りが保たれ、tear troughなどの凹みが強くない場合には脱脂を検討することがあります。

一方、ふくらみの下に明瞭な凹みがあり、目の下から頬への境界が目立つ場合には、裏ハムラを検討することがあります。

実際には皮膚、脂肪、凹み、頬のボリュームなどを診察して判断します。

若ければ脱脂で大丈夫ですか?

年齢だけでは決められません。

若い方では皮膚の張りが保たれていることが多いものの、tear troughが明瞭であったり、頬のボリュームが少なかったりする場合もあります。

「20代だから脱脂」という決め方ではなく、実際の構造を確認することが重要です。

裏ハムラをすれば脂肪注入は必要ありませんか?

必ずしもそうではありません。

裏ハムラで移動できるのは眼窩脂肪であり、その量や移動できる範囲には限界があります。

頬のより広い範囲にボリューム不足がある場合には、脂肪注入を併用することがあります。

皮膚のたるみがあっても裏ハムラはできますか?

皮膚弛緩の程度によって判断します。

裏ハムラでは余剰皮膚そのものを切除しないため、皮膚の余りが明らかな場合には表ハムラなどを検討することがあります。

一方で、皮膚切開を避けたいという希望も含め、状態によって治療方針を相談することがあります。

脱脂をすると目の下が凹みますか?

脱脂を受けた方が必ず凹むということではありません。

一方、もともとのtear troughや頬のボリューム、皮膚の状態などによっては、脂肪を減らすことで凹みや目の下の輪郭が目立つ可能性を考慮する必要があります。

そのため当院では、脂肪の突出量だけではなく、目の下から頬までを確認したうえで脱脂の適応を判断しています。

脱脂か裏ハムラか迷っている方へ

目の下のクマ治療では、「脂肪を取るか、移動するか」だけでなく、どこにボリュームが多く、どこに不足しているのかを見ることが重要です。

当院では、皮膚の状態、眼窩脂肪、tear trough、目の下から頬への連続性などを診察し、脱脂、裏ハムラ、表ハムラ、脂肪注入などから治療方法を検討します。

ご自身で「脱脂か裏ハムラか」を決めてから受診する必要はありません。

どの治療が適しているか迷っている場合は、診察時にご相談ください。

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経結膜脱脂

治療内容
下まぶたの裏側(結膜側)からアプローチし、突出している眼窩脂肪の一部を切除する手術です。

治療期間・回数
・手術回数:通常1回
・治療期間:術後約3か月
・通常の通院回数:1−2回程度
※術後の状態によって追加の診察や処置が必要になる場合があります。

主なリスク・副作用
腫れ、内出血、痛み、出血、感染、左右差、凹凸、くぼみ、改善不足、過矯正・低矯正、結膜浮腫、目の乾燥感や違和感などが生じることがあります。まれに複視、眼球運動障害、眼窩内出血などの重い合併症を生じる可能性があります。

裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)

治療内容
下まぶたの裏側(結膜側)からアプローチし、突出した眼窩脂肪を眼窩縁より下方の凹みへ移動・固定することで、目の下のふくらみと凹みの高低差を整える手術です。

治療期間・回数
・手術回数:通常1回
・治療期間:術後約3か月
・通常の通院回数:1−2回程度
※術後の状態によって追加の診察や処置が必要になる場合があります。

主なリスク・副作用
腫れ、内出血、痛み、出血、感染、左右差、凹凸、改善不足、過矯正・低矯正、結膜浮腫、目の乾燥感や違和感などが生じることがあります。また、脂肪の移動や固定に伴い、ふくらみや凹みが残る、あるいは新たな凹凸を生じることがあります。まれに複視、眼球運動障害、眼瞼の位置異常、眼窩内出血などの重い合併症を生じる可能性があります。

表ハムラ法

治療内容
下まぶたの皮膚側から切開し、皮膚や眼輪筋などの状態を調整するとともに、突出した眼窩脂肪を眼窩縁より下方へ移動する手術です。皮膚の余剰を伴う場合などに検討します。

治療期間・回数
・手術回数:通常1回
・治療期間:術後約3−6か月
・通常の通院回数:3回程度
・抜糸:術後5−7日程度
※術後の状態によって追加の診察や処置が必要になる場合があります。

主なリスク・副作用
腫れ、内出血、痛み、出血、感染、傷跡、左右差、凹凸、改善不足、過矯正・低矯正、結膜浮腫、目の乾燥感や違和感などが生じることがあります。皮膚切開を伴うため、下眼瞼の外反・内反、下眼瞼後退、眼瞼形態の変化、瘢痕などを生じる可能性があります。まれに複視、眼球運動障害、眼窩内出血などの重い合併症を生じる可能性があります。

脂肪注入

治療内容
ご自身の身体から採取した脂肪を加工し、目の下や頬などのボリューム不足がある部位へ注入する治療です。

治療期間・回数
・治療回数:通常 1回※足りない場合改めて再度注入することあり。
・治療期間:術後約3−6か月
・通常の通院回数:2−3回程度
※脂肪の生着には個人差があり、状態や希望によって追加治療を検討することがあります。

主なリスク・副作用
腫れ、内出血、痛み、感染、左右差、凹凸、しこり、脂肪壊死、脂肪嚢胞、石灰化、吸収によるボリューム不足、過剰なボリュームなどを生じることがあります。顔面への脂肪注入では非常にまれですが、血管内への脂肪流入による血管塞栓、皮膚障害、視力障害などの重篤な合併症が報告されています。

治療方法は診察のうえで判断します

同じ「目の下のクマ」「目の下のふくらみ」であっても、原因となっている組織や加齢変化は患者さんによって異なります。

当院では、皮膚の余剰、眼窩脂肪の突出、tear trough(ティアトラフ)、palpebromalar groove、頬のボリュームや形態などを診察したうえで、経結膜脱脂、裏ハムラ法、表ハムラ法、脂肪注入などから治療方法を検討します。

執筆・監修

荻島 信也 医師
麻布アムールクリニック 院長
日本専門医機構認定 形成外科専門医

目の下のクマ治療をはじめ、眼瞼・顔面の美容外科治療を診療しています。

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公開日:2026年9月6日
最終更新日:2026年9月6日

参考文献

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  2. Muzaffar AR, Mendelson BC, Adams WP Jr. Surgical Anatomy of the Ligamentous Attachments of the Lower Lid and Lateral Canthus. Plast Reconstr Surg. 2002;110(3):873-884.
  3. Mendelson BC, Muzaffar AR, Adams WP Jr. Surgical Anatomy of the Midcheek and Malar Mounds. Plast Reconstr Surg. 2002;110(3):885-896.
  4. Wong CH, Mendelson B. Facial Soft-Tissue Spaces and Retaining Ligaments of the Midcheek: Defining the Premaxillary Space. Plast Reconstr Surg. 2013;132(1):49-56.
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